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はじめに
FXだけ見ていては勝てない──
上級者ほどこれを痛感しています。
為替は単独で動くことはほぼなく、
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株式
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債券
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コモディティ
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仮想通貨
これらの市場と密接に関連しています。
本記事では、インターマーケット分析を
“実戦レベル”でどのように使うのか
にフォーカスして解説します。
■ ① 為替と株式市場の関係
一般に
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リスクオン:株高 → 円安
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リスクオフ:株安 → 円高
となりやすい。
特に日経平均やダウ先物は
ドル円のリードインジケーターとして優秀です。
■ ② 債券市場との強力な関連
最重要は米国の金利です。
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金利上昇:ドル買い
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金利低下:ドル売り
特に“実質金利”は最強の指標で、
為替相場の方向性を最も早く反映します。
■ ③ コモディティとの関連
代表例は
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原油とカナダドル(CAD)
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金(GLD)とドル指数(DXY)
これらの関係は歴史的に強く、
取引の判断材料として非常に使いやすい。
■ ④ インターマーケットの“読み方”
ポイントは3つです。
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主導市場を特定すること
今は株が主導なのか、金利が主導なのか。 -
乖離の発生に注目する
本来逆相関なのに同方向に動く時は“地合いの変化”。 -
リード市場を見る
米10年金利やS&P先物は為替より早く動きやすい。
■ ⑤ 実戦での活用例
ドル円が上方向を狙う時、
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米金利が上昇 → 強気
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日経平均が強い → 追い風
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DXYが上昇 → 確度UP
複数市場の方向が揃った時、
エントリーの信頼度は劇的に高まります。
最後に
インターマーケット分析は、
“相場の大局観”を掴む最強の手段です。
FXだけの世界で戦うことをやめた瞬間、
あなたの勝率・精度・再現性は一段上へと進化します。
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